第93回 山行記「幕山・南郷山 」 2014.2.24

実施日:2014年2月24日(月)天候:曇り時々晴れ

参加者:計20名

 

 今回の山行・幕山、南郷山は7年前に行った事が有り再チャレンジ。天気予報も日中晴れに期待し予定通り出発、谷津船橋ICより高速道に入り、途中海老名SAにてトイレ休憩、食料調達し6:55発、小田原厚木道路~真鶴道路を経由、相模湾は日差しが無いが波は穏やかで釣り船を見なら湯河原に7:50入る。当初鍛冶屋バス停より歩行の予定を幕山登山口まで車を進め7:55到着、準備運動後幕山公園に、予定より略一時間早い到着となり余裕の一時。

 日差し無く薄曇り梅林は前情報通りの5分咲き、紅、淡いピンクに白の林が一面に広がり満開時の盛況を想像させる。しばし花を観賞し、8;12登山開始、登山道から見える相模湾と熱海が眼下に広がりそれに光る海の絶景。途中休憩を入れながら9:55幕山(625m)山頂到着,青空が少し広がる。山頂近くから積雪が現れ始めるが当初予定より1時間強の短縮、集合写真撮影。予定の幕山昼食を南郷山とし10:15出発、雪道を想定しスパッツを付け北斜面を下るが予想以上の積雪、間もなく軽アイゼンを履く事とし暫し休憩、アイゼンの威力抜群で25mを一気下り、登りの自鑑水入口に10:55到着そのまま南郷山にアタック。この時点でも略40分が当初予定より早い通過となつていた。

 南郷山への登り道は積雪も増え、笹薮と雪が行く手を塞ぎ視界を遮り、ルートが見え隠れし苦難の歩行、距離が捗らず時間だけが過ぎて行く、雪上の歩行で無く笹薮を覆い隠した積雪の上をアイゼンを笹に引っかけながら、前歩行者が避けた笹竹が後歩行者の身体を容赦無く叩く。まるで「百叩きの刑」。雪山の怖さを再認識、苦悩が増して来た時、南郷山方面からの下山者らしき男性と遭遇、山道が近いとその方向を知り、笹川、松崎両氏が道なき道の中をルート開拓無事登山道に出る。目的の南郷山に向け緩斜面を歩き中腹の広場に出る。標識があり、右・南郷山900m、左・さつきの郷1,300mとある。標識と地図で現在位置を確認するも目的地よりそれた場所であり、会長とも相談し積雪の状況から登頂を断念さつきの郷(星ヶ山公園)への北ルートで下りることにし、12:05昼食をとる事とする。今迄の余裕時間を使い果たす。寒風に身を隠しての昼食、一面の雪景色を満喫し暫しの休憩。

 12:35さつきの郷を目指して雪に覆われた不確かな舗装された道を下る。途中積雪も少なくなりアイゼンと舗装道路の接触異音が目立ち始め外す。茶畑が現れるが雪害で無残な姿、やがて星ヶ山公園に13:05到着。焼却場を経て、右手に湯河原カンツリークラブを見ながら舗装道路を下り鍛冶屋バス停を目指すが、時間経過も有りバスに連絡、迎えを要請、14:10に合流する。

 バスで「ゆとろ嵯峨沢の湯」に14:15到着、当初予定より5分遅れ、これぞ93回の実績を誇る習志野山楽会の確かで素晴らしい調整能力。15.30オーダーストップにも関わらず和室を独占し喉を、胃を満たす。(湯河原温泉の温質は万葉集にも記録が残る名湯 薬師の湯 浴槽が少々狭いが露天風呂は打たせの湯もあり○)16:05想い出を残し帰路に着く、海老名SAでトイレ休憩,往路とは異なり横浜町田IC下車、保土ヶ谷バイパスに乗り大黒PAで休憩18:05出発、東関東道路に入り谷津船橋IC下車、香澄小18:50着、最終大久保公民館前19:22着、忘れ物無しを確認し解散、お疲れ様でした。

(4班 伊藤(忠) 記)