第96回 山行記「棒ノ折山」 2014.5.26

目的山:棒ノ折山(969m)、東京・埼玉県境

山行日:平成26年5月26日(月)、天候:曇り

参加者:(男性:12名)(女性:6名)計18名

 

 予報では午後遅くから崩れるということだったが、バス停で見上げる空は、今にも降りそうに雲が重い。バスが中央道から圏央道に進むうち空がやや明るくなり気を持ち直す。バスは、圏央道青梅I/Cから小沢峠を経て名栗の里へ。ロックフィルの有間ダムの堰堤を越え、白谷沢登山口そばの駐車場に到着した。体操を終え、出発は8時20分、予定より1時間以上早い。天気が案じられるだけに、結構なこと。

 白谷沢は、最初の1ピッチは高巻き、やがて「藤懸の滝」を見てからは沢沿いに歩き始める。水量は多くないが、渓相は立派。両岸が切り立った「ゴルジュ」まで揃っている。「天狗の滝」「白孔雀の滝」と続き、尾根に取り付き、目立つ岩峰「岩茸石」で尾根に出る。ここから「権次入峠」を経て「棒ノ折山」へ。権次入峠への登りは高度差もあり、少しキツかった。

 棒ノ折山頂で昼食。高曇りではあったが、標高も低いながら眺望も効き、望外の楽しい休憩となった。これからは、下りだけ。「岩茸石」までは同じ道を戻り、滝の平尾根に入る。最初は穏やかな下りだが、最後はきつい下り。到着も、予定より1時間ほど早かった。おかげで、ゆっくりと疲れた身体を「さわらびの湯」で癒し、いつもどおりの楽しい懇談・・・。

 山ツツジもありましたが、所々で見られ、香りも良かった白い花は、帰って図鑑を見たら「ガクウツギ」と判明しました。

 沢登りから尾根歩き、変化があって良かったのではないでしょうか。

 松崎、播本両名、「雨男」返上ですね。

「名栗の里」も静かで遊びの要素・設備も整った所で、ゆっくり再訪したいと思わせる静かな山里でした。

(記録:播本)