第98回 山行記「木曽御嶽山(1泊)」 2014.7.28~29

実施日:2014年 7月28日(月)~29日(火) 天候29日晴、30日晴

参加者:17名

 

<第1日目>

 晴天の下、湾岸谷津船橋ICから5:40高速に乗るが、八王子JC手前で、八王子JC小仏間で事故渋滞40分の標示がでる。西村運転手の機転で圏央道高尾ICで甲州街道に降り相模湖ICでふたたび中央道に乗る。7:15談合坂SA(事故影響20分)、諏訪湖SA で休憩し、9:15伊那ICから4.5kmの権兵衛トンネルぬけ、国道19号に出ると両側から深い緑の山が迫り、「木曽路はすべて山の中である。」を実感する。

 11:05田の原駐車場(七合目)に到着すると、各地からの御嶽講の人たちや登山客でかなりの賑わいで、信仰の山、人気の山とわかる。登山準備、ストレッチの後、11:30登山開始。登山道は整備され幅広い、八合目の金剛童子手前で12:15昼食をとる。この先、森林限界を越え、ハイマツの間を登り、13:50九合目着、15:00王滝頂上社務所に着く。この日は気温が高く、最後の登りは、硫黄臭のする石ころだらけ道で、皆かなりバテてしまったようだったが15:40御嶽剣ヶ峰山荘に無事到着した。山荘前からの眺めは、雲が多く、眺望は明日に期待というところか。

17:30野菜の天ぷら・ニジマスの甘露煮がメインの夕食をとり、19:30消灯。今日の登りは思っていたよりは花が少なかったが、モミジカラマツ(白い花)、キバナシャクナゲ、オンタデなどが目を楽しませてくれた。

 

<第2日目>

 4時すぎ起床し、石段を登り剣ヶ峰で日の出を待つ。雲も少なく、年に数回しかないというすばらしい天気で、北・中央・南アルプス、富士山など360度の眺めに大満足、4:50ご来光にまた感動。

 昨日の疲労を考慮し、予定を変更して、二ノ池まで下り、コマクサが見られるなら サイノ河原避難小屋付近まで行き、コマクサを見たあと黒沢口登山道を下山することにした。

 5:30朝食、6:20山荘を出発、残雪とエメラルドグリーンの二ノ池を見ながら登山道を下り、8:00二ノ池本館に着く。主人にコマクサの様子を確認して、サイノ河原避難小屋付近へ行き、可憐なコマクサと対面、帰路の二ノ池新館近くで幸運にも雷鳥の親子に出会う。

 9:25二ノ池本館を出発、昨日同様暑い中、ウラジロナナカマド、イワギキョウ、ミヤマキンバイなどを見ながらひたすら下り、11:00女人堂着、山楽会の特徴でもある「下りに少し弱い」が出てきたため、ロープウェイを使うことに変更し、12:15行場山荘で男性はビール、女性はウドンで一休み、ロープウェイ駅で男性は昼食をとり、13:40ロープウェイ鹿ノ瀬駅に到着する。

 14:20立寄り湯の「鹿ノ瀬温泉」につき、二日分の汗を流す。ひなびた一軒宿で、飲み物のほかは漬物と枝豆だけだったが、お湯がよく、飲食代も安かったので満足でした。予定から1時間ほど遅れたが、15:55温泉を出発し、途中諏訪湖SA、石川PAで休憩し、20:40谷津船橋ICに到着した。

 今回の山行は、二日間とも天候に恵まれ(恵まれすぎ)、暑さを克服しなければなりませんでした。本当にお疲れさまでした。

(山本 記)