第99回 山行記「東吾妻山」 2014.8.25

実施日 :2014年8月25日(月) 曇り一時小雨

参加者 :計20名

 天候が心配される曇り空の中、予定通り習志野を出発。谷津船橋ICより高速湾岸に入り福島県の福島西ICを目指す。5時間近くバスに乗りちょっとしたバス旅行。担当2班の伊藤(昭)さんより本日の行程・説明を聞く。朝の天気予報では福島吾妻地方は雨降らない旨の報告が有り一安心する。途中、首都高から東北道に入る頃から天気が怪しくなり雨が降り出す。土砂降りの中、蓮田SA到着、トイレ休憩・買い物。埼玉、栃木を抜け福島県に入り8:55安達太良SAで最後のトイレ休憩。二本松市内に入ると高速から左側に雲を被った安達太良山が見える。雨もあがり曇り空である。予定より15分遅れて福島西ICに着き、磐梯吾妻スカイラインに向け山々を眺めながら走る。何度もヘアピンカーブを曲がりながら予定より7分遅れで浄土平(標高1600m)に到着。

 準備体操後10:35東吾妻山に向け出発。浄土平周辺はタデ、ウメバチソウ、ヤマハハコ、キリンソウ、リンドウ等の高山植物が多々見られ、振り返ると吾妻小富士の火口、右上には一切経山の火山ガスが噴炎をあげており中々見られない景色。途中休憩を取りながら、石ころの多い坂道を登り酸ヶ平11:30過ぎに到着。尾瀬に似た景色で熊笹、キリンソウやリンドウ等の高山植物が見られ、木道を更に進むときれいな湖、鎌沼が見える。鎌沼の後ろにこれから登る東吾妻山がこんもりと見え、なだらかな稜線で優しそうな山なみだ。鎌沼から少し登った分岐点の木道に腰を下し12時、昼食を取る。

小雨がパラ付く中、食事を終え12:25山頂を目指し出発。赤い石が多く足場の悪い登山道、途中休憩を取りながら登る。振り返ると曇り空の中、一切経山の山麓、酸ヶ平が見える。下から見た時なだらかな山なみに見えた東吾妻山であるが中々しんどい。予定より10分遅れで山頂1974.7m到着。曇り空で吾妻連峰が見え隠れするが磐梯山方面は景色が全く見えず残念。写真を取りながら休憩し13:30鳥子平に向け下山。昨日の雨でぬかるんでる道?を滑りながら悪戦苦闘し川/沢の様な道を慎重に下る。何故か辺りは鳥の鳴き声も無く我々の発する言葉だけである。途中の影場平に中々着かず遅れる事50分の15時到着。先を急ぎ足元に注意しながら靴、ズボンをどろどろにしながら、やっと車の音を聞き目的地に近い事を感じる。予定より1時間遅れの15:40無事鳥子平に到着。

 この間、足の快復未だの伊藤(昭)さんが昼食後、一人「浄土平」に戻るが、尋常でない遅れに携帯も通じず心配して居ました。泥だらけの靴など履き替えバスに乗車し福島市内のあずま温泉へ。16:50市内から少し外れた山の中腹に有る施設に到着。入浴、冷えたビール等味わいながら17:50帰路の長いバス旅?宴席をスタートする。途中、那須高原SAと蓮田SAで休憩を取りながら22:05谷津船橋IC無事到着。車中はさすがに後半お酒が無くなると、おしゃべりする人も少なく、昼間の疲れも有り眠りに着く人が見受けられました。今回の山行は往復10時間近いバス移動と足元の悪い中での下山で予定より大幅に遅れ、当番班として申し訳なく思う次第でした。

(2班:本間 記)