第100回 山行記「子持山」 2014.9.22

実施日:2014年9月22日(月)快晴

参加者: 21名

 8:10に赤城ICを降り県道70号を暫く走ると、あたり一面の「こんにゃく畑」。急に細い道に入る。木の枝が時々擦れ、道幅ギリギリ、対向車がないから良いもののひやひやしながら「子持山奥の院」の駐車場に到着。8:35 青空と共にひんやりした空気心地良い。ストレッチをし颯爽と出発8:50。

 緩やかな沢沿いの道を少し行くと、左手に圧倒的な高さを誇る屏風岩が屹立する。大昔の火山活動によってできた安山岩が、長い間の浸食によりできた自然の芸術品である。水平に入った柱状節理がみごとだ。沢が切れ、雑木林の坂道を上ると尾根に出、この先は岩が露出した急こう配の上りが続き、慎重に足場を決めて上る。子持山への分岐を左折すると獅子岩の基部に出る。10:30 岩に登る鉄梯子と鎖があり、数人が鉄梯子を上り展望を満喫したようだが、岩を背に眼下に広がる田園風景、左側に回り込むと赤城、榛名の山並みが望まれる。しばし風景を楽しみ、いったん下り、子持山方面への道を辿る(先頭が分岐を見落とし数名が下りすぎて若干ロスした)急な下りをおりきり、登り返して振り返ると、獅子岩があたかも空に向かって吠えるライオンの横顔のように見え、離れて見るのが正解との想いを深くした。子持山への道は獅子岩への上りより楽であったが、何度か上り下りし子持山頂上へ12:10 そんなには広くないが休憩・食事をするには十分である。

 さすがに一等三角点の山、東側には赤城山系、上州武尊山、日光連山、北には谷川連峰、西側には榛名山系、浅間山が望まれ抜群の展望であった。

 昼食後12:45 下りにかかる。上りの道とは打って変わって岩や大きな石もなく、だらだらとした雑木林の道が続く。下りにかかって20分ほどで幅4~5mほどの広い林道分岐に出た。歩きやすいのでおしゃべりをしながら更に40分 林道のゲートへ13:45 ぐんま天文台の駐車場に14:00到着。トイレを借りようとしたが、月曜休館で急ぎ立ち寄り湯へ直行する。14:25 白井温泉「子持村温泉センター」到着。そんなに広くはないが露天風呂もあり、なかなか良い。休憩所には飲み物しかなく持ち込みで飲食する(自家製の茹で落花生差し入れご馳走さまでした。松本さん、力石さん)1時間の滞在後、近くの「道の駅こもち」へバスで移動。皆さん地元産のこんにゃくや野菜・花などを買ったようだ。「道の駅こもち」を16:00出発。 渋川・伊香保ICから関越道(途中三芳PA休憩)・外環自動車道・湾岸経由 谷津・船橋ICには18:50と予定より30分ほど早く到着。好天に恵まれ良い山行だったと自賛しているがかなり足の負担が大きく、筋肉痛となった。

(3班 佐藤記)