第106回 山行記「筑波山」 2015.3.23

実施日:2015年3月23日(月曜日)、晴れ時々曇り、担当一班

場 所:筑波山(女体山877m、男体山871m),茨城県つくば市

参加者:計16名(男性11名、女性5名)

 

 今月の山行は8年前に実施された山で、前回と同じルート(御幸ヶ原コース~白雲橋コース)を歩くことにした。三山観光バスでの山行も三度目になり、ザックを通路に置くことも手慣れたように見受けられた。

谷津船橋IC(5:40)から東関道~首都高~常磐自動車道を走り守谷SAにて小休止を取る(6:17~6:30)。その後バスは土浦北IC(6:55)にて常磐自動車道と分かれ、のどかな田園の中の国道125号線を走り筑波山神社駐車場(市営有料)に着く(7:25)。

担当班の山本リーダーの号令で準備体操を行い出発する(7:40)。食堂や土産店の立ち並ぶ車道をしばらく歩き筑波山神社の境内に入る。登山の安全祈願をし、登り始める。ケーブルカーの宮脇駅を左に見て、鳥居のある登山口(290m)からのスタートです(7:55)。この御幸ヶ原コースはほぼケーブルカーに沿っていて、歩行距離約2.1km・標高差約600mを登り、筑波山の登山ルートの中では比較的体力を要するルートである。登山道は杉木立の中を最初は緩やかであったが、段々急になってきた。樹齢数百年と思われる巨木群と周りはアオキが数多く見られる。やがて中の茶屋跡に着く(8:40)。ここはルートのほぼ中間点で、道はケーブルカーのトンネル上部を通過し、こんどは右手にケーブルカ―を見るようになる。さらに急登を続け男女川水源を通過するとますます傾斜が急になる。杉林からブナ林に入ると少し視界が開けてきて、やがて御幸ヶ原に着く(815m)(9:40)。小休止後男体山に向かい、15分ほど登ると男体山山頂に着く(871m)。

 山頂からは日光連山から那須方面が良く見えるはずであるが、春霞の影響で展望があまり良くない。記念写真撮影後、登って来た道を戻る。御幸ヶ原にはケーブルカーで上がって来た観光客が多く見られた。ここで早い昼食とする(10:00~10:50)。昼食後女体山へ向かう。途中カタクリの群生地があるがまだ時期が早いようで芽と少々の蕾がみられた。

山頂の電波塔をめざして登ると、しばらくして女体山御本殿のある女体山山頂に着く(877m)(11:20)。頂上は岩場で春霞の中,かすかに霞ヶ浦をみることが出来き、若い人々で賑っていた。ここで記念写真を撮り、その後弁慶茶屋跡に向かってクサリ場を下る(11:30)。道中には大仏岩、北斗岩、陰陽石、母の胎内くぐり、弁慶七戻り等の奇岩が点在している。やがて弁慶茶屋跡に着く(730m)(12:05)。小休止後、筑波山神社に向かって下山する。途中長い下りの道であったが石の階段や巨木の自然を楽しみ、多くの登山客との出会いもあり無事筑波山神社に戻った(13:25)。

 近くにある筑波温泉センター「つくば湯」にて汗を流した(13:40~15:20)。帰路は三郷以西が渋滞していたため、つくばJCTから圏央道経由で成田を通り東関道の湾岸千葉ICに帰着した(17:50)。  (1班 矢島記)