第111回 山行記「北八つ・横岳」 2015.8.24

実施日:2015年8月24日(月)晴れ時々曇り 

参加者参加者数:16名

山行記8月の山行に関して、1週間前から大型台風である15号、16号との遭遇を恐れ危惧していたが、幸い15号は沖縄、九州に向かい、また16号は鳥島から東に向きを変えたため、当計画に悪影響を与えることがなかった。現地八ヶ岳に向かって出発のころは曇り空であったが、目的地に近づくにしたがって、少しずつ雲が取れ、晴れ間となった。気温も暑からず寒からずという登山日和となり、汗もほとんど出なかった。ということで北横岳南峰での昼食時は蓼科山、霧ケ峰高原、八ヶ岳連峰を一望でき、景色を堪能しつつ、楽しい食事をすることができた。また、登山道も整備が行き届いており、高低差が小さく、登山時間も短いため、行程がスムーズな進行がなされ、合わせて八ヶ岳連峰、周りの

野花などの観察・観賞することができた。バスでの往復とも、高速道路の渋滞もほとんどなく、参加者の協力により最終的には行程計画の時刻に無事帰路することができた。

 

各ポイントで概要、感想:以下、各ポイントでの気付いた点を記載する。

地点

行 程、地 点、行 動など

ロープウエイ山頂駅まで

・往路約4時間のバス移動は渋滞がなく、順調に八ヶ岳麓に到着した。ロープウエイは

100人乗りの大型で、キャビン内はほぼ満員であった。白く立ち枯れした樹木が観察された。

・索道下は冬場、ピラタス蓼科スノーリゾートのゲレンデとなっている。

坪庭

・横岳と縞枯山の鞍部に広がる約10万坪の溶岩台地。中央アルプスから御岳、北アルプスを望むパノラマが広がっている。溶岩台地にハイマツ、コメツガが覆っている。

・本来ゆっくりと園内を周遊しながら行くところであったが、時間の都合南峰へ直行した。

登山道

・坪庭の道路は遊歩道が完備されている。・北横岳ヒュッテまでは急傾斜、危険な個所がほとんどなく、急峻な個所は階段が設置されていた。・列も間延びすることはなかった。・北横岳南峰まで休憩2回実施した。

北横岳南峰

11時を少し回ったころ目的地である南峰に到着した。5分程度かけ、北峰に行った。

高低差は北峰のほうが7m程度高い。・昼食のころは晴れ間が出て、暖かくなり、蓼科山がよく見えたが、残念ながら、中央アルプス、南アルプスの山々は雲に霞んで見えなかった。

路傍の自然

・路肩には柳蘭、キリンソウ、山蛍袋など色々の花々が咲いていた。が、名前がわからなかった。・何種類かのキノコを確認することができた。・石楠花の木が路傍に多く見受けられた。67月であれば白、微紅色の花見頃だったに、・・・休憩時間が短かったため、いろいろの観察、自然になじむことが少なかった。

下山

・下りは南峰からヒュッテまでが急勾配であるが、後はなだらかであった。・帰路は休憩なしで山頂駅についた。・帰路の途中で、雨池山,縞枯山および八ヶ岳連峰の南側が確認できた。・坪庭も周遊できなかった。残念、次に・・・

蓼科温泉

小斉の湯

・温泉は、標高1280mに位置し、絶景見晴らしの湯、森林浴の湯ほか、5つの源泉かけ

流し露天風呂と大浴場がある。・露天風呂はかなり長い渡り廊下、階段でつながっていて、移動には時間がかかる。・いつもより時間がとっとが、露天風呂を一か所しか入れず残念だった。

そば庄

・小斉の湯は、飲食のサービスがなかったので、懇談の場を近くの蕎麦屋に移した。

・今回は登山の時間を圧縮し、風呂と懇談の時間を増やした。・さすが名物信州そば類をつまみにアルコールがいつもより進み、懇談が最高潮に達したとき、あっという間に

帰路の時刻となった。

帰路

・今回はトレッキング時間が短く、高低差も小さな登山であったので、エネルギーの

未消化の人もおり、そば庄でアルコールが入り、ハイな気持ちでバスに乗り、帰路に

ついた。・バスの中は、アルコールが追加補給され、一層の盛り上がりを見せた。皆

お元気!!・休憩は談合坂の一か所のみで、道路渋滞もほとんどなく、帰路は計画通りであった。

 

 以上  二班(杉山 篤