第129回 山行記「黒檜山」2017.6.26

 

梅雨真っ盛りの時期で、雨天を覚悟していたが予想外?の好天気となった。

 14名参加で、乗車場所も2ケ所少なかったためか予定より早く525谷津船橋ICを出発。 首都高~東北道~北関東道と初めてのルートであったが渋滞もなく伊勢崎ICより国道17号線経由で840 駒ヶ岳登山口(大洞駐車場)に到着した。

 途中何度か通り雨にあったが、群馬県に入る頃から晴れ間が出て新緑が朝日に映える絶好の登山日和となった。

 

 トイレ、準備体操の後、9:00 登山開始。登りはじめはクマザサと雑木林が茂る緩斜面が続く。5月中頃まではアカギツツジの開花でピンク色に染まるそうだが、この時期は稜線まで花もなく単調な登山道である。急斜面に差し掛かると途中2ケ所に長い鉄階段があり、両脇にしっかりした手すりがあって楽な登りとなっている。

 階段を登りきると広い稜線に出て展望が開け、眼下には小沼も見えている。木道沿いに緩斜面を登り分岐点より10mほど脇道に入って駒ヶ岳山頂に到着。

 

 小休止の後100mほど下って大ダルミに向かう。この頃からヤシオツツジの群落がそこここに花を咲かせ、新緑に中にオレンジ色が鮮やかなコントラストを描いている。

 気が付けば野鳥の囀りと春ゼミの声が交錯して、トレッキングの楽しさを倍増させてくれている。黒檜山へ急坂を登り返し、南ピークの鳥居、石祠を経て1140予定時間ぴったりに黒檜山山頂(1828m)に到着する。

  

 山頂は開けた場所ではあるがさほど眺望は効かず、さらに2分程稜線を辿ると北側に大きく開けた展望台があり谷川岳、男体山、日光白根山、尾瀬周辺の至仏山、燧ケ岳等がはっきり展望出来て、改めて今日の天候に感謝。

  

 山頂では予定より15分多く時間を取りゆっくりと休憩、昼食、集合写真の後1225黒檜山登山口に向け下山開始した。(松崎さんキュウリ浅漬けの差入れありがとうございます。)

 

下山道は大沼に向かって直線的に下る道で、途中より積み重なった岩がむき出しになっていて雨ならば転倒者続出の地形と感じる。(またまた今日の穏やかな天気に感謝。)

 所々視界の開けた場所があり、振り返ると今日歩いてきた駒ヶ岳からの稜線がはっきりと見え、眼下に赤城神社の朱色の社が大沼に映える見事な景色を楽しめた。

  1400黒檜山登山口に到着。全員元気に下山できた。(所要時間は5時間丁度となった。)

 

今回の入浴施設は道の駅ふじみの施設内「富士見温泉見晴らしの湯」であるが、露天風呂からの眺望もなく、軽く汗を流して早々にレストランで乾杯。道の駅で新鮮な野菜などを購入1615帰路につく。車内では伝統を守って楽しいお酒と女性陣提供のつまみで歓談し往路の逆コースを渋滞もなく、予定より早く1850に谷津船橋IC到着した。

 

皆さん お疲れ様でした。そして楽しい一日をありがとうございました。(文責 苗村)