2019年12月16日(月) 天候 晴/曇 現地最低気温-1℃ 最高気温12℃
参加20名(男性9名・女性11名)
多摩川をはさんで御嶽山と相対する位置にある高水山、岩茸石山,惣岳山を高水三山と呼んでいる。
奥多摩のハイキングコースとして人気のあるこのコースを令和元年の登り納めの山行として選んだ。
バスは満席(補助席利用)で谷津船橋IC予定通り5:35に通過し首都高・外環道・中央道を走り、石川PAでトイレ休憩後(6:40~7:00)圏央道(7:18)・日の出IC-R411-県道53号で軍畑駅・平溝橋(7:48)到着。車窓からは朝陽に輝く名残の紅葉の美しさや霜がおりている様子もみられた。バスを降りると気持ちがシャンとするような冷えた空気と白い息を見ると寒い季節になった事を実感する。
道路脇の空きスペースで準備体操を終え,出発の準備を整えて登山開始。(8:03出発)。
今回、体験山行で佐々木辰三さんが参加されているので自己紹介をしていただきました。
里の道はゆるやかな登りで始まる。山村の広がりを見ながらひっそりとした集落の中の高源寺の脇からマス釣り場を過ぎると細い登山道になる。20名が一列になり進んでいく。ひと汗かきスタートから30分1回目の小休憩を取り衣服調整や水分補給をする。
沢に沿って急坂を登っていくと杉の植林帯の山道になり少し味気ない。雑木林や自然林の楽しさはやはり心躍るものだからか・・・・。
二回目の休憩をとり「常福院不動堂」を目指す。背中に汗をかく頃尾根道に出る。「常福院」の山門をくぐりザックを下ろしここで最後となるトイレ休憩をとる。(9:40~9:50)。正面の本堂には「浪切白不動尊」が祀ってあり鎌倉時代の武将、「秩父庄司畠山重忠」がこの寺に銀の玉を奉納したといわれる。
寺の入口に据え置かれた狛犬の顔が魔除けというわりには可愛らしい。寺と狛犬をカメラにおさめ山頂を目指し、ほどなく高水山759mに到着(9:55)。集合写真撮影後次なる岩茸石山を目指して出発(10:02)せっかく登ったピークをあとに下り、「もう一歩、あと一歩」
息をついて登ったところが標高793mの岩茸岩山山頂です(10:35着)。計画では惣岳山でのランチタイムでしたが飯能市の町が広がり、奥多摩の峰々が眺められる眺望の良い場所でのランチに変更したのはnice!
広い山頂のスペースは風もなく冬の陽だまりの中、お腹を満たしぼんやりと山々を眺める幸せ感!! さぁ次は惣岳山へ向かうために出発(11:05)。
露岩のごつごつした急斜面を下りていく。稜線の道には杉の樹林がびっしりとならんでいる場所の展望は無く、伐採された斜面からは山々の景色や太陽の光が前を歩く仲間の背が輝いているように見えた。最後に急坂を登ると惣岳山の静かな山頂に到着する(11:15)。頂上には青渭神社があり、大きな樹木に囲まれ静寂感がある。ここから御岳駅までの下山路は尾根をまっしぐらに下る。杉林をなおも下っていくと眼下に青梅線と町なみが見えてきた。
青梅線の線路を渡り街道に出ると右手にゴールの御岳駅が見えた(13:35着)。バスに迎えに来てもらい簡保の宿へ向かう。到着後7Fの大浴場で疲れを癒して(14:05~15:30)、圏央道・日の出「IC-中央道(石川PA休憩4:15~4:30)・外環道―首都高・東関東湾岸道―谷津IC(17:40着)。
距離8.5キロ 登り748m 下り764m(ヤマップ記録引用)
2019年締めくくりの山行に多数のメンバーと体験者の方のご参加ありがとうございました。皆様のご協力で無事に山行を終えられたこと御礼申し上げます
(記 2班 高間ひとみ)